神葬祭・祖霊祭

祖霊殿は、大甕神社神道氏子の御霊を祀る社として平成元年に建立されたものであります。
日本人の信仰の本質は祖霊を祀ることにあります。民族の生活習慣の中で、先祖を偲ぶことが人間として最も大切であるという信仰が長い間に身に沁みついております。


江戸時代には宗教政策により、仏教に帰依することを強いられ、神社の祭祀も制限されましたが、日本民族固有の信仰である祖霊祭祀を神社祭祀の根本要素として厳修してまいりました。


明治時代になり信仰の自由が保障され、神葬祭が復活します。水戸藩では既に幕末(徳川斉昭公の時代)神葬祭の普及が計られました。


祖霊祭祀は神道の重大な領域であります。人の死、その死を送る葬儀は確かに人生に於ける悲しみの極みであり、不幸であることに間違いありません。然し、神道ではこの世の悲しみや不幸を神葬祭により浄化・吉化することによって、故人を善なるものとして神界に送ります。それが先祖の神々の御意志であり、その列に入れられ、一柱の祖先神となり、その子孫はもとより生前に誼を交わした人達を守護するありがたいものとなるのです。


即ち、神葬祭はその一階梯として通らねばならない関門であり、神意による神葬祭・祖霊祭を行う意義があります。



当社では、神葬祭を望まれる方の神道氏子への入会を募っております。入会の際、制限するものは一切ありません。詳細につきましては、社務所に於いて御説明いたしておりますので、お気軽におたずね下さい。



お問い合わせ
大甕神社社務所 茨城県日立市大みか町6-16-1
電話:0294(52)2047
FAX:0294(54)2048
Mail:mikaboshi77@gmail.com

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    茨城県日立市大みか町6-16-1

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